英会話レッスンを5年続けても話せない理由
「英会話レッスンを5年続けているのに、まったく話せるようになりません」
「中学から英語を始めた子を、どうやって3年ほどで話せるようにしているんですか?」
英語多読アカデミアには、保護者の方や他教室の先生方から、このようなご相談が本当によく届きます。
なぜ、このような差が生まれるのでしょうか。
答えは、とてもシンプルです。
“話す練習”よりも、“読む時間”を圧倒的に長く取っているから。
これを聞くと、
「会話力をつけたいなら、話す練習を増やすべきでは?」
と思われる方も多いかもしれません。
しかし、英語多読アカデミアの生徒たちの学習比率は、
話す時間2:読む時間8
くらいのイメージです。
一見、逆のように見えるこのバランスこそが、スピーキング力を育てる大きな鍵になっています。
英語を話すとき、頭の中では何が起きているのか
人が英語を話すとき、頭の中ではいくつもの処理が同時に起こっています。
たとえば、
- 言いたいことに合う単語を取り出す
- 正しい語順で文を組み立てる
- 正しい音で口から出す
という処理です。
言い換えると、英語を話すには
- 語彙のストック
- 構文や語順の感覚
- 音のストック
この3つが必要になります。
この材料が十分にたまっていなければ、そもそも英語はスムーズに話せるようになりません。
なぜ「話す練習だけ」では足りないのか
ここで大事なのは、
この材料は話す練習だけでは十分に増えないということです。
もちろん、アウトプットは必要です。
でも、その前に頭の中に入っているものが少なければ、話せることにも限界があります。
たとえば、
- 知っている単語が少ない
- 文の型が頭に入っていない
- 音のイメージがあいまい
この状態で「話してみよう」としても、なかなか文にはなりません。
だからこそ、まず必要なのは
たくさん読んで、たくさん聞いて、英語の材料をためること
なのです。
材料をためるには「多読・多聴」が欠かせない
英語多読アカデミアの生徒たちは、くり返しの多読・多聴を通して、
- よく使う語彙
- 文法的なパターン
- 英語らしい語順
- 音とリズム
を少しずつ頭の中にためていきます。
このとき大切なのは、
ただ「知識として知る」ことではなく、
無意識に処理できるレベルまで落とし込むことです。
- この言い方、前にも見たことがある
- この語順、なんとなく自然に感じる
- この表現、口に出しやすい
そうした感覚が育ってくると、話すときの負担が一気に下がります。
そのため、英語多読アカデミアでは
“読む時間”を圧倒的に長く取る
という学習設計をしています。
「話すために、まず読む」
この方法をきちんと続けると、すでに英語に触れてきたお子さんなら約2年、初心者でも3年前後で、「自分の言葉で話す力」が育っていきます。
ここで誤解してほしくないのは、
「読むだけで話せるようになる」わけではない
ということです。
大切なのは、
- 多読・多聴でインプットを十分にためる
- そのうえで、戦略的にアウトプットを組み合わせる
この順番です。
幼児期のように、たくさん聞いたら自然に口から出てくる、という仕組みは、ある程度の年齢を過ぎた学習者にはそのまま当てはまりません。
一定年齢を過ぎた子どもが会話力をつけるには、
考え抜いたアウトプット戦略 が必要です。
英語多読アカデミアの生徒たちが英語を話せるようになっているのは、
- 大量の多読・多聴でインプットを蓄積しながら
- 戦略的にスピーキング練習を組み合わせているから
です。
つまり、
話すために、まず読む。
そして、たまったものを戦略的にアウトプットする。
これが、私たちが長年の試行錯誤の中でたどり着いたアプローチです。
でも、この方法を続けるのが一番難しい
ここまで読むと、やることはシンプルに見えるかもしれません。
けれど実際には、この方法を続けられるご家庭はそれほど多くありません。
理由はひとつです。
毎日途切れず、何年も読み続けることが難しいから。
最初はやる気があっても、
- 途中で飽きてしまう
- だんだんペースが落ちる
- 親の声かけが負担になる
- 気づけば親子ともにしんどくなる
ということは珍しくありません。
英語多読アカデミアでは、この問題に対応するために、コーチングにも力を入れています。
生徒たちが空白期間を作らず、毎日20〜30分の英語多読を継続できるよう、伴走型でサポートしています。
会話力を育てたいなら、まず「読む時間」を見直す
もし今、
- 英会話レッスンを続けているのに、なかなか話せるようにならない
- 話す練習はしているのに、言葉が出てこない
- 英語学習の方向性に迷っている
そんなお悩みがあるなら、一度「読む時間」の設計を見直してみる価値は大きいと思います。
英語を話すために必要なのは、
その場しのぎのフレーズ暗記ではなく、
頭の中に十分な英語の材料をためること です。
その土台ができてはじめて、会話は伸びていきます。
体験レッスンのご案内
英語多読アカデミアの体験レッスンでは、
- お子さんの今の英語力の状態
- 読む力・聞く力・話す力のバランス
- これから何を優先すると伸びやすいか
を整理しながら、現在地を一緒に確認していきます。
もしお子さんの英語学習に悩まれているなら、
ぜひ一度、体験レッスンでその仕組みを体感してみてください。

