AIがあれば英語教室はいらない?

近頃は「AIがあるから英語教室はいらない」「AIが英語コーチの代わりになる」という声を耳にする機会が増えました。
 
実際にAIの進化は目覚ましいものがあります。
 
分からない問題をその場で解説し、英文を添削してくれる。一人ひとりに合わせた学習計画も、あっという間に作ってくれます。
 
数年前には考えられなかったことが、今では当たり前になりました。
 
だからこそ、これからは英語教室や英語コーチも「AIに代替されるもの」と「AIでは代替が難しいもの」が、よりはっきり分かれていく時代になると考えています。
 
コーチングについての誤解
 
ではどのような英語コーチがAIに代替され、どのような英語コーチは代替されにくいのでしょうか?
 
この答えを考える前に、一つ整理しておきたいことがあります。
 
それは多くの方が「コーチングとは何か」を誤解しているということです。
 
ここ数年英語コーチングという言葉を耳にする機会が増えました。
 
多くの方は、英語コーチングに対して、「学習計画を立ててもらうもの」「毎日の学習を厳しく管理してもらうもの」というイメージを持たれています。
実際に現在の英語コーチングも、大きく分けるとこの2つのタイプが主流です。
 
一つは、一人ひとりに合わせて学習メニューを設計するタイプ
目標から逆算し「何を・いつ・どれだけ学習するか」を明確にすることで、効率よく学習を進められるよう支援します。
 
もう一つは、毎日の学習を細かく管理するタイプ
課題の提出や学習報告などを通して「やらなければならない環境」を作り、行動を促します。スパルタ系の英語コーチングもここに入ります。
 
本来の目的とは
 
どちらも成果を出すための有効な方法です。
しかしここで考えたいことがあります。
 
学習計画を立てることや、学習を管理することが、本当にコーチングの目的なのでしょうか?
 
これらすべては目的ではなく手段です。
 
コーチングの本当の目的は、「行動変容」にあります。
つまり、学習者が継続的に学ぶ状態を作ることです。
 
どれほど優れた学習計画があっても、実行されなければ成果にはつながりません。
また「やらなければならない」という義務感やプレッシャーだけでは、半年、1年、2年と学び続けることには限界があります。
 
冒頭に話を戻すと、AIは一人ひとりに合わせた学習計画を作ることができます。 分からない問題を解説し、学習履歴を分析し、毎日のリマインドを送ることもできます。
 
しかしそのすべては、学習者がAIを開いている間だけです。 スマートフォンを閉じれば、AIとの関わりもそこで終わります。
 
勉強したくない日。やる気が出ない日。
 
そんなときに、「もう一度やってみよう」と思える気持ちを育て、学び続けられる習慣を身につけること。ここがAIだけでは代替しにくいコーチングの価値だと考えています。
 
行動を変える難しさ
 
しかもこのコーチングによる行動変容ー
 
学習者の年齢が低いほど難易度が上がります。
 
子どもは、大人のように自分で計画を立てたり、気持ちをコントロールしたりする力が、まだ発達の途中にあるためです。
 
だからこそ当スクールでは、大人向けのコーチングをそのまま子どもに当てはめるのではなく、発達段階に合わせたコーチングを実施しています。
 
 
ありがたいことに、当スクールには長く通ってくださる生徒がたくさんいます。
 
入会から6年目になる小学生。
7年目を迎える高校生。
 
オンライン英語スクールでは、1年以内に多くの受講生が離れてしまうとも言われています。
 
そのような中で、何年にもわたって学び続けてくれる生徒がいることは、私たちにとって何よりの誇りです。
 
英語力の向上は、短距離走ではありません。
長く走り続けた人ほど、大きな成果を手にします。
 
 興味がある方はぜひ一度体験レッスンへお越しください。