電車の中吊り広告を眺めると、社会のトレンドがよく見えてくると言われます。

旅行や書籍の紹介など幅広い広告の中でも、ここ数年は転職・英会話スクール・学習塾というテーマをよく目にします。

 

この3つについて皆さんはどう感じますか?

 

「仕事を変えたい」「英語を学び直したい」という大人の高いニーズは、まさに日本の今を映しているのではないでしょうか。

また、いまの社会は「大人になってからの学び直し」を前提に回っているとも言えます。
本来であれば子どものうちに身につけておけば避けられたはずの苦労を、多くの大人が再び背負っている。そんな構造が浮かび上がってきます。

 

日本の学校教育では中学から英語が本格的に始まり、高校受験・大学受験に向けて相当な勉強をこなします。
この過程で、リーディング力や文法力といった“ペーパーテスト対応力”は確かに育ちます。

しかし、社会に出た途端に求められるスキルは一変します。


スピーキング力がなければ通用しない場面に数多く直面するんです。
特に、より良い会社・より良い条件を目指すとき、「英語が話せる」というチケットは強力な武器になります。だからこそ、これだけ多くの大人が必死に英語を学び直すのではないでしょうか。

 

とはいえ、大人になってスピーキング力を身につけるのは容易ではありません。
このような背景から「自分の子どもには早くから英語を」と考える親御さんが増えているように感じます。

 

しかし現実には、幼いころに英会話に力を入れていても、成長とともに気づけば英検や受験対策が中心になり、結局は「話せないまま」というケースも少なくありません。

 

英語を話せないまま、同じ苦労を何世代も繰り返す社会で良いのでしょうか?
そして世界の同世代がすでに英語で議論し合っている中、日本だけが「学んでも話せない」まま取り残されてしまっていいのでしょうか?

 

英語多読アカデミアがスピーキング力に力を入れているのは、この疑問が出発点です。
せっかく英語を学ぶなら、英検や受験で終わらせずに「話せるレベル」まで引き上げたい。
将来、子どもたちが社会に出たとき、同世代のビジネスパーソンと対等に英語で議論できる力を持ってほしい。
そんな思いでスクールを運営しています。

 

もちろん、英語を話せるようになるのは簡単ではありません。
英語を仕事で自在に使える人は例外なく、平均的な日本人より長く・多く英語に触れてきたはずです。英語力はセンスや学力ではなく、学習量に比例して伸びるからです。

 

だからこそ、お子さんにスピーキング力をつけたいと願うなら、どこかで集中的に取り組む時期が必要です。
 

もちろん大人になってから必要に迫られて学び直すこともできます。
しかし繰り返しになりますが、スピーキング力は数年がんばった程度で身につくものではありません。特に初級レベルを抜け出すまでが最も大変で、一番時間がかかります。

 

英検・受験を目指して英語学習を頑張るなら、会話力も含めこれからの3年間で一気に力をつけてしまうこと。
それが子どもたちにとって、将来「やっておいてよかった」と心から感謝できる経験につながるはずです。

 

英語多読アカデミアでは、スピーキング力を含めた4技能をしっかり伸ばすためのカリキュラムを整えています。


もし「うちの子も話せるようになってほしい」と思われたら、まずは体験レッスンで実際の学びを見てみませんか。
お子さんにとって本当に必要なサポートが何か、その場で具体的に感じていただけると思います。

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