英語初心者から始める多読!Lv.1をご紹介

今日は、英検多読コースで使用しているオリジナル教材「Academia Readers」のレベル1をご紹介します。

英語多読では、学習を続けているにもかかわらず、学校の定期テストや英検の成績になかなか結びつかないケースがあります。その理由の一つが、海外の多読教材で扱う語彙や文法と、学校や英検で求められる学習内容の違いです。

そこでAcademia Readersでは、多読で英語を読む力を育てながら、その学習がそのまま学校の勉強や英検対策にもつながることを重視しました。レベル1は英検5級〜4級の語彙を中心に構成し、主に中学1年生で学ぶ文法を軸に、比較級などの文法事項も段階的に取り入れています。

それでは、実際の教材を少しご覧ください。

Book24「Ice Cream Shop」
学校の近くのアイスクリーム屋さんで、3人の子どもたちが好きな味を選ぶお話です。

“Which one do you want?” Mina asked.
「どれにする?」とミナが聞きました。

“I like both, but I cannot choose,” I said.
「どっちも好きだけど、選べない」と私は言いました。

“Let’s get different ice cream,” Annie said.
「違うアイスにしようよ」とアニーが言いました。

“That is a good idea,” Mina said.
「いい考えだね」とミナが言いました。

これだけ見ると、「学校の教科書でいいのでは?」と思われた方もいるかもしれません。確かに登場する語彙や文法は、学校でも学ぶ基本的なものです。

教科書と大きく異なるのは、一度学んだ語彙や文法がその後のさまざまな物語にも繰り返し登場する多読教材であることです。
語彙や文法は、一度学んだだけで定着するものではありません。異なる文脈の中で繰り返し触れることで、意味や使い方への理解が深まり、長期的な定着につながるという強みがあります。

それだけでなく、英語多読アカデミアでは、多読で起こりやすい「なんとなく理解した」を見逃さないことも大切にしています。
英語をたくさん聞いたり読んだりしてきたお子さんの中には、英文をスムーズに読めたり、英語で会話ができたりする一方で、文法の正確さに課題が残っているケースがあります。これは、意味を理解する力と、文法を正確に使いこなす力が、必ずしも同じように発達するわけではないためです。

理解が曖昧なまま読み進めてしまうと、英文が複雑になったときに文と文の関係を正しく捉えられず、長文読解でつまずく原因になります。また、自分で英文を組み立てる英検ライティングでも、文法の理解不足が表面化することがあります。

そこでAcademia Readersでは、レベル1の場合、4冊ごとに「定着度チェック」を設けています。

このチェックでは、それぞれのBookで身につけてほしい語彙や文法、読解のポイントを整理し、一問ずつ意図を持って問題を設定しています。

例えば、今回の「Ice Cream Shop」では、次のような問題があります。

Q. 次の英文を日本語にしましょう。

I like both, but I cannot choose.

→ 重要単語の both と choose に加え、接続詞 but による対比の関係を正しく理解できているかを確認します。

Q2. 次の英文を日本語にしましょう。

“Do you want strawberry or cherry?” Mina asked.

→ or を使った選択疑問文の意味を正しく理解できているかを確認します。

Q. 3人はそれぞれ何味のアイスクリームを選びましたか。

→ 登場人物とそれぞれの行動を正しく結びつけ、複数の情報を読み取れているかを確認します。

今回は語彙・文法に関する問題をご紹介しましたが、このほかにも登場人物の行動や物語の展開を正確に読み取れているかを確認する問題を設けています。限られたレッスン時間だからこそ、すでに理解できていることを繰り返すのではなく、その子に今必要な指導に時間を使うことができます。

このように、自己学習だけでは見落としがちな課題を把握し、講師による指導で的確に補強できるのが当コースの強みです。

ご興味のある方は、ぜひ一度体験レッスンにお越しください。

英検多読コース詳細